麦の香りが充満!ビール鍋の作り方と、鍋にすべきビールとは?

寒い冬には、
体温まる熱々の鍋とビールですよね。

定番の鍋に飽きてきた方必見です。

玄人さん向け新しいビールの楽しみ方『ビール鍋(ビア鍋)』

ビール好きのためのビール香る鍋です。
普通の鍋では物足りない。

斬新なだけじゃなく、
肉が柔らかくなる効果もあるので

ぜひ一度は試してみてください。

本記事は、
「ビール鍋の作り方」「ビール鍋に合うビール」を解説していきます。

ぜひ試してみてくださいね。

ビール鍋の作り方は超簡単&シンプル

作り方は本当に簡単&シンプルです。

1、土鍋に好きな野菜(白菜やキャベツなど)とお肉(鶏肉や豚肉、または牛肉)を、適当な大きさにカットして入れます。
2、ビールを具材が浸るくらいまで注ぎます。
3、火にかけて、沸騰したら灰汁、泡を取り除きます。(ビールの泡が盛り上がって、吹きこぼれやすいので要注意です。)
4、具材に火が通れば完成です

シンプルに水炊きと同様に
「ポン酢でさっぱりと」でも良いですし、
お好みで「顆粒のダシ」「にんにく」
「生姜」「醤油」などを加えても
美味しく作れます。

ビールを勢いよく注いで泡立ち過ぎるととても吹きこぼれ易いので、ゆっくり注いでくださいね。

部屋一杯にビールの香りが漂います

これは換気扇が強すぎると
わからない可能性あります。

ビールを炊くと、部屋に麦の香りが充満します。

好き嫌いありますが、これが
堪らなく好きな方も多いです。
ぜひ一度、堪能してみてください。

ビア鍋の効果

安い外国産のお肉でも肉が柔らかくなります。

これはビールのアルコールや炭酸の効果で、
煮込むとお肉が柔らかくなるのです。

鍋をする前に、
お肉をビールに漬け込んでおくとより効果的

ひと手間かかりますが、
よりおいしくビールを飲むために
試してみてください。

コーラや炭酸水でも代用が可能です

カルボナードが代表的。昔からあるビール料理

実は昔から伝統的な郷土料理で存在するんです。
他国のビールを使った煮込み料理を
少し解説します。

ベルギーのカルボナード(牛肉のビール煮)

ベルギーには、
牛肉をベルギービールで煮込んだ
「カルボナード」という郷土料理があります。

しっかりと香ばしく焼いた牛肉と野菜を
ビールやスパイス、マスタード等で
数時間煮込んでいく料理です。

ビールのおいしい国で生まれたカルボナード。
とろけるほど煮込まれて柔らかくなった牛肉に、
野菜の甘味、ビールの苦みが一体となり絶品です。

フランスのカルボナードフラマンド(牛肉のビール煮 フランドル風)

ベルギーお隣のフランス最北端の街、
フランドル地方でもベルギーから
カルボナードが伝わり、
カルボナードフラマンドという料理が
昔から作られていたみたいです。

家庭では豚肉や鶏肉でも代用できるので、
ビールが残ったらチャレンジできます。

そもそもこの料理は、
余ったビールが何かに使えないか」と
考えられて生まれた料理です。

昔は今ほど製造技術や保存技術、
冷蔵技術が発達していなかったために
このように活用していたんですね。

 

ビール鍋に合うビールは?

定番「プレミアムモルツ」

こちらはまず知らない人はいないですね。
きめの細かい泡の中から広がる、
フルーティーでお花のような香りが特徴的。

のど越しも繊細で、
このあたりが女性からも人気があります。

少しもったいない気もしますが、
こちらのビールの香りで充満した部屋はまさに花畑!いや麦畑!

飲んでよし!炊いてよし!ですね。

コスパ最高「麦とホップ黒」

黒ビールのような深い苦みとコクのビール。

寒い季節には、どっしりとした味わいのしっかりしたビールがよく合います。

一杯目からでも良いですが、
軽めのビールを飲んでから
重ためのビールを飲むのも良いです。

ビールのコース仕立て。かなりオシャレです。

 

クラフトビールも鍋にできる

個性的ですが、香りは抜群!

変わったビール鍋にも負けない
インパクトの強いビールが多いです

数種類のクラフトビール達で、
鍋もビールも味が変わりますよ。

苦味を抑えたいなら、水と量を調整して楽しもう

ビールマニアのためのビール鍋ですが、
苦味を抑えたい場合もあります。

ビールと水を1対1で割って作ると、
まろやかに作ることが出来ますよ

自分好みの良いバランスを
探してみるのも楽しいですよ。
ぜひ、試してみてくださいね。